40歳 30年前の夏休みに価値観が変わった話

お寺での修行の体験 有名なのは福井の曹洞宗永平寺の3泊4日がありますが 私の場合 中学の夏休みに
富山にある臨済宗 国泰寺で前に一か月の修行体験をしたことがあり 私の中で価値観が大きく変化した
出来事だったのでそのお話を少し書いてみたいと思います。

もともとは親に勧められていきました とはいっても家は浄土真宗なので 宗派的なお話などは
横に置いておきます。
結構前の話になるのですが 始めていったときに客間に通されました その時に大学の先生も
来てらっしゃいました その方も 時々来て精神的なものをリセットするのだとゆうことを言
っていました。
そのころの私には今が分からないので「ふーん」っと軽く流したのを覚えています。

修行は 私も右も左もわからないまま お寺の方に 作業などを説明してもらい 最初はお墓のお供え物が
腐ったりしないうちに引きあげたりかたずけをしていました。
修行のほとんどは 座禅 写経の繰り返しでした 食事の作法もしっかり教えてもらい 言われるがまま
工程をこなしていました。

そうこうしているうちに 大学の先生は去り 新しく自分と同じくらいの年代の人間が沢山 次から
次とやってきました。
その時から 客間から大広間での生活になり みんなで作業 座禅などの工程をもくもくとこなしていました。

小学生のような子も来ていましたが 序列的なものはあまりなく 一般社会とは少し違いました。
私に すごくなついた子がいたので 私はなんとなくその子が遅れがちになったりするところをフォロー
しながら工程をこなしていました。

よく修行は辛いとゆう印象があると思うんですが あまり辛くはありませんでした。
言われたことをやること 座禅では足が痛い 食事は質素で作法をまもり ほとんどの私語は禁じられて
いました でも ほとんどは慣れるとなにも辛くは無いんです。

質素な食事も そればかり食べていると美味しく感じられてきます。
なによりテレビなどもなにもなく 外部の情報はなにもないので 日々の生活をしているだけといった感じです。

こういっては何ですが 私には幸福な生活だったみたいです。

それは 修行の日が終わり 私になついた子が最後まで私の後をついて回り その中で お坊さんに挨拶をして
回り 最後に署名をしてお寺を出た時 滝のように涙が出てきたからです。
人生であれほど 理由の分からない涙を経験した記憶がいまだにありません。

あれから あの時に 私が一つだけ 強く感じた価値観は 人の生活に多くは必要がないとゆうのを強く
感じました。
ですから そのために嘘をついたりする必要も見えを張る事も必要がないとゆう事をハッキリと感じ
ました。

ドラマ的な展開はなにもありませんが修行の経験は とても良いと思うので機会があれば 体験されて
みる事をお勧め致します。